(1)ホットリンクは昨年12月に上場したばかりのニューフェースである。
(2)会社設立は2000年6月で、歴史は浅い。
(3)発行株式数はわずか168万株に過ぎない。
(4)表1の業績は四季報データをそのまま記載した。
(5)「ツイッターなどのソーシャルメディア(SM)に投稿された内容にかんする分析サービスを提供する」インターネット関連の企業である。
(6)事業内容は全く新しく、株価を比較できる上場企業が見当たらない。 (7)ニューフェースを取り上げた最大の理由は、会社設立から上場まで、わずか13年という経営のスピードにある。
(8)おまけにホットリンクは2月28日割り当てで1株を5株に分割すると発表した。
(9)発行株式数を増やせば株式の流動性は高まるが、利益が増えるわけではない。
(10)株式5分割を強行しても1株利益が薄まるだけで、株主にとってはメリットとならないのだから、経営者は発行株式数の急増に見合う利益成長力によほどの自信と成算を持っていると推定される。
(11)また会社設立、株式上場、大幅分割に至る前例のないスピードは、経営者の若々しい活力を感じさせる。
(12)その若々しさに期待して、私は株式5分割の権利を取りたいと思う。
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