2013/12/2

  2013年12月2日(月)
  日本電気硝子の見えないガラス。

日本電気硝子日足
(1)これまで見たことがないガラス、見えないガラスの売れ行きが好調である。
(2)日本電気硝子のハイテクガラスは透明度が高いからガラスがそこにあっても目に見えない。それゆえ「見えないガラス」と呼ばれている。
(3)ガラスも、ガラスの映り込み込みも見えないから、絵画の額縁や宝飾品に用いると作品がリアルに見える。そのため美術館や宝飾店に用途を広げている。
(4)ガラスブロック(見えないガラスのタイル)を壁面に用いると光を通す壁になる。
(5)見えないガラスはフラットパネルディスプレイやケータイ、デジタルカメラの情報機器、調理器、自動車、建材など、工業製品でも需要を拡大している。
(6)30X30センチの通常ガラスは200〜400円であるが、日本電気硝子のハイテクガラスは同じサイズで2〜3万円と高価である。
(7)量産によるコストダウンが進めば、需要は急拡大するだろう。