2013/11/18

  2013年11月18日(月)

(一)東証が売買単位を変更。
   新年は100株単位で売買。
(1)東証はこのほど、新たに広範な投資家の株式市場参入を促すために、売買単位を従来の「1,000株と100株」から「100株」に引き下げる方針を固めた。実施の日程は次の通りである。
  1. 基準日広告日:平成25年12月13日(金曜日)。
  2. 分割の基準日:平成25年12月31日(火曜日)。
  3. 分割の効力発生日:平成26年1月1日(水曜日)。
(2)これに対応して1000株から100株へ、年内にも株式分割に踏み切る企業が急増するだろう。
(3)一方、安倍内閣にたいする政治的経済的信頼感は日に日に拡大しており、東証の資本市場活性策と相まって、日本の株式市場は年末から年始にかけて拡大へ弾みがつくだろう。
(二)レオン自動機が人気化の兆し。
レオン自動機日足

(1)業績の上方修正が期待されて出来高が急増している。
(2)チャートの通り、株価はストップ高を交えて人気化の様相を示している。

(三)N・フィールドも株式分割へ。
N・フィールド日足

(1)N・フィールドが先週末に下落した。一部で期待されていた株式分割が決算発表時に発表されなかったせいかと思われる。
(2)しかしN・フィールドは東証の新ルールに従って、年内に1,000株を2分割、或いは4分割して、売買単位を100株に変更する可能性が高い。

(四)初体験のユニクロ。

(1)女房のお供で始めて大丸店内のユニクロに出かけて驚いた。
(2)通常、デパートの売り場はウインドーショッピングの客が多いが、ユニクロの売り場はユニクロ製品を買うために来店した客が大半で、お気に入りの商品を探している眼が真剣である。
(3)79才の私は若者たちの熱気にあおられて真っ赤なカシミヤのセーターと濃紺のコーデュロイのパンツを買った。しめて9,000円。私が普段身につけている衣料品よりもかなり安い。
(4)買った日から私はその2点を毎日愛用し、手放せなくなった。派手なカラーコーディネーションが少しも恥ずかしくないばかりか、若返った自分を見せびらかしたくなっていた。
(5)79才の私を一瞬で洗脳した柳井社長の経営センスに舌を巻いていたら、驚いたことに文藝春秋12月号で横田増生氏が柳井社長の『非情の経営』を批判し、告発していた。
(6)横田氏は柳井社長を批判する前に、自らユニクロファッションを身につけて繁華街を歩いてみるべきだと私は思った。そうすれば即座に柳井社長が「非情の経営者」どころか「若さと情熱を創造する経営者」であることに気付くに違いない。
(7)マスコミには成功者をねたみ、批判することを生業とする意地の悪い人種が少なくない。非情さは経営者の重要な資質であるが、同時に非情さを補ってあまりある情熱がなければ経営者として大成できないと私は思う。
(8)ユニクロは店舗、製品、スタッフのすべてに柳井社長のみずみずしい情熱があふれている。