2013/9/17

  2013年9月17日(火)
  アイフル。1株を2株に分割、規制撤廃で利益急回復。


(1)アイフルは、1. サラ金業界の規制撤廃、2. 株式分割、3. 大幅増益、等の好材料が目白押しである。
(2)第1に、9月末に1株を2株に分割し、売買単位を50株から100株に引き上げる。
(3)第2に、三井住友銀行との合弁を解消するが、事業者融資事業は存続し、さらに強化する。
(4)第3に、合弁解消に伴う特別利益の発生で、今期の予想純益を190億円から250億円へ増額修正した。1株当り予想利益は79円から104円に増加する。
(5)第4に、サラ金業界を悩ませてきた過払い利息の返還請求はピークを過ぎたから、今後数年間、利益の増額修正が期待できる。
(6)第5に、サラ金業界に対する規制撤廃が時間の問題となった。1人当たり貸出額の拡大と上限金利の撤廃によって収益力が大幅に回復する。
(7)第6に、アイフルは現在、事業再生ADRに基づく金融支援を受けているが、その解消も近い。事業再生ADRの制約から解放されれば、オーナー、創業経営者である福田社長の旺盛な経営力が復活する。
(8)ちなみに、アイフルは2000年に史上最高値23,420円を記録している。