2012/7/9

　　2012年7月9日（月）

（一）ヨータイは新たな上昇波動へ。
ヨータイ日足

（１）6月11日付で、チャートが底入れしたと見て掲載したところ、上放れた。先週には一目均衡表の雲を下から上へ突き抜けた。
（２）最近のクラブ９銘柄では日本ケミカル、オリンパス、三井海洋開発等が一目均衡表の雲を突破して上昇している。相場が難解な局面にあるだけにチャートに注目する投資家が増えているのではないだろうか。
（３）ヨータイは往年の加藤銘柄である。加藤銘柄では新日本理化が大相場を演じたが、上値でしこりを残して現在に至っている。
（４）その後はルックが急騰した。ヨータイが追随する可能性もある。
（二）アコムとアイフル。上限金利引き上げで株価急騰へ。

（１）最高裁がサラ金の上限金利を過去に遡って引き下げたために､サラ金業界は巨額の過払いの利息返還訴訟に直面し、2010年には最大手の武富士が倒産した。
（２）しかし、融資条件を厳しくし過ぎたために、大手のサラ金から閉め出された顧客がヤミ金融に走り、ヤクザを太らせる弊害が目立ってきた。そのために一転して上限金利の引き上げと融資条件の緩和が新たな政策課題に浮上した。
（３）アコムとアイフルは過払い利息の返還を乗り切って、黒字決算に転換している。上限金利の引き上げが決まれば、利益は急増するだろう。
（４）ちなみに両社の過去最高値はアコム14,830円、アイフル23,420円である。特にアイフルの過去最高値は現在株価の146倍である。今期予想株価収益率は1.9倍で割安が鮮明である。大幅な増額修正が実現すれば、過去の習性から見て、株価10倍も夢ではないだろう。
（三）今週のKYO-0NNA。

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