2011/8/1

  2011年8月1日(月)
 I。須田慎一郎の大スクープ・菅首相を捕らえた北朝鮮の
   深い闇。
 II。独歩高を演じるモルフォ。

 I。須田慎一郎の大スクープ・菅首相を捕らえた北朝鮮の深い闇に迫る。
(一)「菅首相と北朝鮮の深い関係」追求で産経が特ダネを独占。

(1)「菅首相を捕らえた北朝鮮の深い闇」で産経がスクープを連発し、特ダネを独占的に報道していた。
(2)民主党本部から菅首相の資金管理団体「草志会」に1億599万円の資金が流れ、うち6,250万円が「政権交代をめざす会」に寄付された。「めざす会」と「市民の党」は同一団体の表裏である。
(3)「めざす会」には鳩山前首相の「友愛政経懇話会」からも1,000万円、その他の民主党議員からも890万円が寄付された。「めざす会」が集めた資金のうち7,355万円が行方不明で、北朝鮮に流れたという観測が有力である。
(4)今年4月、「市民の党(めざす会)」から森大志が菅首相のお膝元である東京三鷹市の市議会議員に立候補して落選した。森大志はよど号乗っ取りの主犯・故田宮高麿とヨーロッパで2人の日本人を北朝鮮に拉致して警視庁から国際指名手配を受けている森順子との間に生まれた子供で、日本に帰国していた。
(5)菅首相と30年来の深いつきあいがある「めざす会」代表の酒井剛は、社民連指導者で菅首相らのリーダーであった田英夫の女婿である。
(6)菅首相につながる左翼系人脈と驚くべき資金の流れを産経が数次にわたって報道し、大きな反響を集めたが、奇怪にも産経の報道に追随するマスコミは皆無であった。その奇怪な背後関係を須田慎一郎が次項の通り、解き明かしたのである。

(二)須田慎一郎の大スクープ・菅首相と北朝鮮の永くて深い関係。

(1)須田慎一郎は菅首相の官邸日誌から菅首相と江田法務大臣がしばしば一緒に訪れている銀座のバーを特定して潜入したところ、そのバーは戦後日本共産党から分派した安東仁兵衛の拠点であった。
(2)菅首相と江田法務大臣は古くからの常連でママと親しい。そのバーは現在も新聞社の幹部から第一線記者まで、政治部のたまりである。
(3)そこで須田氏は、かつて菅首相と左翼思想を共有していた新聞社やテレビ局の幹部が、菅首相と北朝鮮の関係を追求する部下の記事を社内で差し止めていたのではないかと推測したのである。
(4)なるほどそう考えれば産経の相次ぐ大特ダネを他のマスコミが全く追跡しなかった理由が釈然とする。
(5)「戦争反対」という誰も反対できないテーマを掲げて反政府活動を推進する手法は戦後左翼の常套手段であった。菅首相の政治手法はこれを踏襲して「原発反対」、「自然エネルギーへの大転換」といった誰も反対できないテーマをぶち上げて、しかも即時断行を主張したから、日本経済は電力不足で大混乱に陥り、日本企業は海外脱出を迫られたのである。
(6)しかし日本の首相が日本の政治経済を混乱に陥れるという異常な行動が、北朝鮮と親密な菅首相の一貫した政治目標であったとすれば、これまでの菅首相の不可解な言動の背景が一気に透けて見えてくる。

(三)政局の大転換は必至。

(1)これまで菅首相を辞任させることは誰にもできなかったが、マスコミが正常に機能し、菅首相を捕らえた北朝鮮の深い闇を明らかにすれば、もはや国民世論が居座りを許さない。辞任は避けられないだろう。
(2)同時に誰が次期首相になるとしても、多数派形成で小沢一郎の協力を得ることが不可欠の条件となった。
(3)小沢一郎は自民党時代から日本全国のドブ板を踏んで土木建築業者と酒を飲み、親密な人脈を築いて来たから、選挙では絶対的に強い。今もし新首相が小沢一郎を東日本の災害復興担当大臣に起用すれば全国の土木建築業者が勇躍して結集し、復興事業は急速に進展するばかりか、次の総選挙で人気を挽回することもできる。
(4)先に自民党の内閣不信任案に小沢派が同調して成立の可能性が高まった日に、日経平均が急進し、建設関連株が一斉にピン付いた。
(5)政局転換を株式市場がどう読むか。福田組等の先見性に注目したい。

※註。本件については、1. 参議院議員西田昌司氏のホームページ、2. 櫻井よしこ「菅首相と北朝鮮(WiLL・9月超特大号)」が正確でくわしい。参考にされたい。
 II。独歩高を演じるモルフォ。
(一)野村證券の調査レポートから。

(1)主幹事証券である野村證券の調査レポートの要旨は次の通りである。
(2)第1に、日本で開発した画像処理ソフトで、世界のスタンダードを確立した。抜群の研究開発力を構築し、世界企業へ飛躍する足場を固めた。
(3)第2に、海外携帯電話、国内情報家電が今後の成長ドライバーとなる。
(4)第3に、今11年10月期は営業利益5%増と足踏みするが、12年10月期にはロイヤリティ0収入が急増し、営業利益で82%の大幅増を予想。
(5)第4に、海外で携帯やデジタルカメラ向けの大型案件を受注した模様で、その発表が近い。

(二)チャートと需給関係。

モルフォ日足

(1)株価は1,000円幅の乱高下を繰り返しながら下値を急速に切り上げている。
(2)市場には数万円の高値を予想する超強気論がある一方、収益力の低さから上値に限界があるとする弱気論もある。
(3)現在の流通株式数は、上場時の公募株式24万株、冷やし玉5万株の合計29万株であるが、1日の出来高が全上場株式の2倍以上の60万株を超える日が多い。
(4)しかし安定株主が増加するにつれて1日の出来高が30万株を下回って来たときに株価が沈静化するか、逆に揚げ足に弾みがつくかが短期的な注目点となる。
(5)既存の大株主の売却が始まるロックアウトは10月18日である。その前後で一押しする可能性があるが、事業の有望性から売却する大株主は意外に少ないと見る強気論もある。
(6)世界的な株価暴落に逆行して、モルフォのみが連日独歩高を演じている。人気の異常な強さは、素直に見れば成長期待の大きさを反映している。
(7)私は、1. 今後も独占的な画像処理の技術開発が続く、2. すでにiPhoneやデジタルカメラに不可欠の人気ソフトとなった、等から押し目買いに分があると思う。