2010年10月25日(月) | |
日本ケミカルの株価と業績。 |
(一)日本ケミカルのチャート。 |
注1.10月29日に4月高値の6ヶ月期日が到来する。 |
(二)バイオ医薬品と後発医薬品。 |
(1)10月21日付日経はゾロ品(後発医薬品)メーカーを含む世界中の製薬会社が入り乱れてバイオ医薬品の開発競争を展開している状況を詳しく報じている。 |
(三)エポエチンアルファは超大型バイオ医薬品。 |
(1)エポエチンアルファは今年5月27日に販売を開始した。薬価は先発薬の77%で、予想の70%を大幅に上回った。厚労省に提出した臨床データが高い評価を受けた結果である。 |
(四)株価は二番底入れを経て業績買いへ。 |
(1)芦田会長はエポエチンアルファで市場シェア20%取得をめざす、粗利は30%を確保できると語っている。12月には神戸第2工場が稼働し、エポエチンアルファの生産能力を5倍に拡大する。これで大量販売に備えた設備投資が一巡する。来期には特に利益面で革命的な変化が期待できるだろう。 |