2010年3月29日(月) |
I 世界制覇に踏み出したパナソニック。 |
(一)太陽電池で世界1を狙う。 |
(1)パナソニックは先週、大阪住之江工場で1,000億円を投入したリチウムイオン電池の第1期工事が竣工したと発表した。来秋に第2期工事が竣工すると世界最大の月産5,000万個体制を確立する。 |
(二)自動車電池でもトップシェア確立へ。 |
(1)昨年末にパナソニックは、三洋電機TOBに成功したが、一時は独禁法に阻まれて世界12カ国との交渉が難航し、取得株式数の削減や一部工場の売却など、多くの譲歩を強いられた。両社が合併するとハイブリッドカー向けニッケル水素電池の市場シェアが100%に達したからである。 |
(三)パナソニックは21世紀を代表する成長株。 |
(1)チャートを見れば一目瞭然。これまで上値の壁となってきた1,500円台を突破すれば大相場に突入する。 |
II 英グラクソが日本ケミカルの筆頭株主に。 |
(1)日本ケミカルは26日引け後にグラクソ・スミスクラインがキッセイ薬品を抜いて筆頭株主になったと発表した。平成20年3月に発行した新株予約権を行使した結果である。 |