2009年10月13日(月) |
(一)総弱気の裏目が出る。 | ||||||||||||
<チャート・NYダウ、日経平均、上海総合の週足> (1)チャートを見れば日経平均の割安、出遅れは一目瞭然である。 |
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(二)三洋電機TOBの直近情報。 | ||||||||||||
(1)TOBの事前折衝は11ヶ国のうち、9ヶ国で終了し、未解決は米国、中国の2ヶ国のみとなった。 |
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(三)ヘッジファンドの借り株(カラ売り)。 | ||||||||||||
(1)東証が開示した情報をたどると、三洋電機に対する主要な外資系証券の(借り株による)空売りは次の如くである。東証は発行株式数の0.25%以上の移動があった場合にのみ開示する。日付は東証の開示日である。
(2)10月7日付でモルガン・スタンレーのカラ売りが616万株に急減した。ヘッジファンドの一部が買い戻しに転じた可能性がある。 |
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(四)金融庁は日本の投資家の利益を守れ。 | ||||||||||||
(1)欧米では、ヘッジファンドの借り株に関する正規の情報公開はないが、歴史が永いから投資家は誰でも借り株の存在を知っている。 |