2008年5月26日(月) |
(一)最弱から最強に浮上した東京市場。 |
(1)つい最近まで、エコノミストは東京市場が「なぜ世界で最も値下がりしたか」をめぐって日本経済斜陽論を競い合っていた。 |
(二)一人勝ちしたオイルマネーの行方。 |
(1)いわく、世界の金融機関が30兆円の損失を計上した。いわく、住宅と不動産が下落した。いわく、インフレが激化した。等々。エコノミストの心配の種は尽きない。景気後退、業績悪化が避けられないときに株価だけが上がるはずがないという弱気論がエコノミストの常識となった。 |
(三)相場観と銘柄観。 |
(1)相場の上昇に逆行して巨大な空売りが積み上がっている。空売りは潜在的な買い要因であるから、押し目を形成しても短期で小幅だろう。 |