2008/4/22 sp

  2008年4月22日(月)
  クラブ9スペシャル

鳥インフルエンザ直近情報

4月22日
殺処分作業の兵士、鳥インフルエンザ感染か(韓国)※他記事多数
韓国南西部の全羅北道で、感染確認現場で家禽(かきん)の殺処分に従事した韓国軍兵士(22歳)が、同型ウイルスの感染が疑われる高熱を出し、治療を受けていると明らかにした。兵士は18、19両日に殺処分作業に動員され、部隊復帰後に39.8度の熱を出しソウルの軍病院に搬送された。
※ソウル新聞は兵士が一時昏睡(こんすい)状態に陥ったと報じた。
※韓国メディアによると延べ約6,700人が約300万羽の家禽の処分作業に従事した。 軍部隊は集団生活による部隊内感染のリスクがあるとして昨年まで参加しなかったが、今年は被害拡大を受け、16日に初動員された。

4月21日
●新たに47万7千羽の殺処分(韓国) 最新の発生地。22日までに行う。
※少なくとも、合計532万羽の家きん殺処分の予定。

●全羅北道金堤で、鳥インフルエンザ再興(韓国) 金堤市金溝面の養鶏農場のニワトリが3万5千羽中、260羽が集団死した。「H5」型の鳥インフルエンザウイルスと確認されたと明らかにした。この農場は鳥インフルエンザが初めて発生した金堤の農場から5kmほど離れている。

4月20日
●鳥インフルは封じ込められたと申告(ミャンマー) 致死的H5N1鳥インフルの発生が3ヶ月間見られていないことから、鳥インフルの封じ込めを申告した。(OIEに申告し、認められたら鳥インフル発生無しの清浄国となる)
※最後の発生は昨年11月に東部のシャン州で認められたが、本年1月からは発生していないとされる。

●鳥インフル対策で500万羽の家きんを殺処分(韓国)4月1日に最初の発生が生じて以来25農場で、485万羽の鶏とアヒルが殺処分された。25農場で発生したH5鳥インフルの中でH5N1鳥インフルと確定された数については明確にしていない。報道が伝えている25事例全てが、H5N1ウイルスによるということを否定した。少なくとも7事例が、H5N1鳥インフルにようものであると発表している。

4月19日
●25件目のH5N1鳥インフル発生事例を確認(韓国)17日に報告された、全羅北道の井邑市の農場での発生について、検査の結果H5N1鳥インフルと確認された。 ※同農場は今月初めに鳥インフルが発生した地域から4キロの地点にある。 家きん、人および車両の10キロ以内の移動を制限する。また感染農場から3キロ以内で飼育されている52万5千羽の鶏やアヒルの殺処分も行う予定。19日朝まで、46件の鳥インフルの確定および疑い事例の報告を受けている。その中で25事例がH5N1鳥インフルと確認されている。

4月18日
●家きん農場で数千羽の鶏が死亡(ロシア) ウクライナ北部チェルカッシー(Cherkassy)州のシュポール(Shpol)市近くの家きん加工農場。鳥インフルの疑いがもたれていると発表した。

●いまだ鳥インフルを封じ込めず(インド西ベンガル州)。