2008/1/7 sp

  2008年1月7日(月)
  クラブ9スペシャル

【1】NHK特集番組放送予定

  1月12日(土)NHK総合 午後9時〜 
  NHKスペシャル
  シリーズ 最強ウイルス1「感染爆発〜パンデミック・フルー」

  1月13日(日)NHK総合 午後9時〜
  NHKスペシャル
  シリーズ 最強ウイルス2「新型インフルエンザの恐怖」
【2】鳥インフルエンザ直近情報

1月6日
●鳥インフルはさらに他地域へ拡大(バングラディシュ)
他の地域へ鳥インフルが拡大し、保健職員と獣医が1,500羽近い鶏を処分した。
発生地は首都から380キロ北方のKurigramである。(政府家畜局の発表)
※鳥インフルは昨年3月に首都周辺で発生したが、その後北部へ拡大し、これまで30万羽以上の鶏が処分されている。

1月4日
●新疆ウイグル自治区 で家きんの鳥インフル発生(中国)
家きんにおけるH5N1鳥インフルが発生したことを発表した。
※昨年9月以来の発生となる。

1月3日
●幼稚園のペット動物園でH5N1鳥インフルが発生(イスラエル)
幼稚園のペット動物園の死亡した鶏からH5N1鳥インフルウイルスを検出したと発表した。
北部のビニャミナ(Binyamina)町の幼稚園で3日、18羽の鶏が死亡した。
後ほど行った検査でH5N1鳥インフルであることが確認された。
※幼稚園から半径10キロ以内で、他に鳥インフルが発生していないか調査している。

1月2日
●農場における鳥インフル発生(バングラデシュ)
H5N1鳥インフルが北部の新たな家きん農場で発生し、当局が300羽近い鶏を処分したと発表された。
この発生場所は首都ダッカから410キロ離れたDinajpur町である。
※バングラデシュにおけるH5N1鳥インフルは、昨年3月に首都周辺で初めて見つかって以来、20地域の69農場に及び、その間30万羽以上の鶏が殺処分されている。
※バングラデシュ国内には、約15万ヶ所の家きん農場があり、当局によると、年間7億5千万ドルの総売上がある。
約400万人の国民が何らかの形で家きん産業に従事している。
人での感染者は報告されていない。(人口:1億4,000万人)

1月1日
●バングラデシュで鳥インフルのために鶏2万羽が殺処分
バングラデシュの首都の国営農場でH5N1鳥インフルが発生し、2万羽近い鶏が殺処分された。
ダッカの郊外のミルプールで発生した。

●1週間で4人の鳥インフル死者が発生(エジプト)
※記事多数につき、以下が要約
※4人目・31日、最初にカイロの北方60キロのMenoufiaに住む36歳の女性Fardous Mahammed Hadadさんが死亡した。
30日、呼吸困難と高熱で入院し、その後H5N1鳥インフルに感染していることが確認された。
女性は感染した家きんに接触したと考えられている。
※3人目・31日、44歳の女性Hanim Ibrahim Attwaさんが鳥インフルでカイロのAl-Abbasiya病院で死亡した。
Attwaさんはカイロの北方200キロのナイルデルタ地域の Dimaytに住んでいた。
※2人目・30日、ナイルデルタ地域のマンスラ(Mansoura)市の病院で、Fatma Fathi Mohamedさんが、高熱と呼吸困難で病院に入院して、3日間の治療を受けていたが死亡した。
※1人目・25日、ウラユネ・アリ(Oula Yunes Ali)さん25歳が、21日に高熱で入院し、25日に死亡した。
アリさんは家庭で感染した家きんの近くにいたが、その後呼吸困難と高熱を生じて入院した。
※エジプトでの死者数は19人となる。
2006年2月にウイルスがエジプトに現れて以来、43人の感染者が出ている。