2007/9/19

  2007年9月19日(水)
  クラブ9スペシャル

最近の鳥インフルエンザ情報

鳥インフルエンザの感染状況は少しも衰えていない。
日本では沈静化しているが、汚染地域は東西ヨーロッパ、アフリカ、アジア等、世界各地に拡散している。
直近の情報をピックアップして、ご参考に供したい。

●9月19日
南中国の鳥インフル発生は関係地域の家きんを全部殺処分したことから、完全に制圧されたと中国農業部が発表。

●9月17日
国広東州広州市番禺区近くの農場で1万羽近くのアヒルが鳥インフルで死亡したが、大半のアヒルはワクチン接種を受けており、致死的H5N1ウイルスが変異した可能性があるため、不安感が高まっている。
死亡した9,800羽のアヒルはワクチン接種を受けていたとされる。
最初のワクチン接種の効果は65%しか効果がなく、2回目の摂取は90%のレベルまで高まったと、付け加えた。
※香港行政府は17日、アヒル、ガチョウの冷蔵・冷凍肉の広東州からの輸入を1週間禁止した。

●9月16日
中国の南部の広州市は、鳥インフルで大量のアヒルが死亡した可能性を発表した。9月5日、広州市の5ヶ所の農場でアヒルの死を報告し始め、9月13日までに9,830羽のアヒルの死が報告された。

●9月15日
ドイツ、鳥インフル封じ込めのためにさらならアヒルの殺処分に
さらに26,000羽のアヒルが殺処分される。

●9月13日
ドイツ、さらなるアヒルの殺処分へ
10日、ディーターバーグ近くのアヒル農場で4万1,000羽を殺処分する。

●9月10日
ロシア南部の白鳥が鳥インフルエンザで死亡。

●9月8日
ドイツ、鳥インフル疑いで20万羽以上のアヒルを殺処分。
先月、ババリア州の他の地域の家きん農場でH5N1鳥インフルが発生し、16万羽以上のアヒルが殺処分された。当局によるとウイルスで汚染されたわらが原因と考えられているようだ。

●9月7日
インドネシアでさらなる鳥インフル死者が発生。
同国で85人目、世界で200人目の死者になった。
男性は地域のマーケットで購入した鶏を食べてウイルスに感染したと考えられている。

●9月4日
南ロシアで500羽の鶏が鳥インフルで死亡。
農場の22,000羽の鶏が殺処分される予定。