2007年7月17日(火) | |
史上最高値を更新したNYダウ。 円高・株高へ、日本の時代が到来か。 |
(一)弱気論者は理路整然と相場を間違う。 |
(1)株式市場には「弱気論者は理路整然と相場を間違う」という格言がある。強気のアメリカでもサブプライム問題(信用度の低い住宅ローンの破綻)が過大に悪材料視され、住宅ローンや 住宅産業の不振が消費に悪影響を及ぼすという弱気論が説得力を持ち始めていた。しかし、同時に弱気論が空売りを誘発し、史上最大の空売りがNYダウ最高値更新のエネルギーを蓄積していたのである。 |
(二)円安は株安、円高は株高。 |
(1)日本の株価や地価の上昇スピードは世界のいかなる国と比べても劣っている。諸悪の根元は円安にある。 |
(三)住友金属鉱山に迫る巨大資本の外圧。 |
(1)カナダのアルミ大手アルキャンを金属資源のリオ・ティントが買収した。米国のアルコアがアルキャンに買収を仕掛けていたところへ、リオ・ティントが30%を上回る巨額の買収金額を提示してかっさらった。 |