(1)一年を通して相場を読むことは至難である。
(2)私は今年、新興市場、小型株の大暴落を予見することができなかった。
(3)しかし11月の急落がだめ押しで、底入れ、反騰の契機となることを予見することができたと思う。
(4)世界の株価は深押しせず、高値圏で調整を完了する可能性が強まってきた。
(5)東京市場にも外国人投資家が回帰し、世界の上昇波動に同調しつつある。
(6)現在は下げすぎを修正する課程で、新興市場、小型株、仕手株の投資効率が高い状況が続く。
(7)私は日銀の年内利上げの可能性があると思う。日銀が利上げすれば株が下がるという評論家のコメントは間違いで、事実に反する。ユーロとアジア通貨は今年大幅に高騰したが、それらのすべての国で株価が大幅に高騰した。
(8)年初に指標株に掲げた住友金属鉱山、NIF-SMBC、富山化学の3銘柄も上昇軌道を回復するだろう。
(9)ほっと一息ついたところで、話題を変えたい。