2006年7月10日(月) | |
21世紀は商品主導の時代。 |
(一)株式主導から商品主導へ。 | ||||||||||||||||||||||||||||
<チャート1>
![]() (1)チャート1は1991年から2006年までの月足である。ニューヨークダウ、CRB商品指数、ニューヨーク石油、ニューヨーク金を同じ時間軸で比較した。 |
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(二)商品相場高騰の背景。 | ||||||||||||||||||||||||||||
(1)第1に、地球人口60億人のうち25億人を占める中国とインドが2ケタの高度成長を続けたために、石油が暴騰した。石油の暴騰は他の国際商品に波及した。 |
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(三)住友金属鉱山における商品相場高騰の影響。 | ||||||||||||||||||||||||||||
<チャート2> (1)住友金属鉱山の主力商品は銅、ニッケル、金である。チャート2は主力3商品の週足である。
(4)住友金属鉱山は自山鉱を持ち、鉱石の採掘から精錬まで一貫生産している。総合商社も鉄鉱石、石炭、非鉄、石油等の天然資源に投資しているが、多角経営の一部門に過ぎない。 |
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(四)含み益と含み損。 | ||||||||||||||||||||||||||||
(1)住友金属鉱山の含み益経営が間違っているかといえば、そうではない。 |