(1)相場の硬直感強まる。 (2)ヘッジファンドの新しい仕掛けに注目。 (3)一部は商品へ向かうか。 (4)一部は株式の売り崩しへ向かうか。 (5)すなわち商品先物買い、株式先物売りの裁定取引である。 (6)銘柄の絞り込みが必要。 (7)新興市場、仕手株に活路。 (8)60%の強気。
(1)29日の株主総会を目前に、トヨタ他2社が257億円の第3社割当て増資を行い、同日中に払い込むと発表した。 (2)1株2000円は時価の半値の「有利発行」だから、6月29日の株主総会で承認を求める必要がある。 (3)トヨタ等3社は全発行株式の30%を占める大株主となり、オーナーの三沢千代治氏は0.5%に縮小する。 (4)トヨタはトヨタホームとの合併によってさらに持ち株比率を引き上げるだろう。 (5)ダイエー再建の最有力候補であったウオルマートは再生機構が筆頭株主になることに反対して手を引いた。トヨタが絶対的な筆頭株主を目指すのはミサワ支援に全力を投入するための必要条件である。 (6)かくしてミサワは名実ともにトヨタの中核企業となる。
(1)Tゾーンの100%子会社であるマルマンのヘラクレス上場が決定した。 (2)発行株式数10,625,000株のうち300万株と、公募新株50万株を売り出す。 (3)Tゾーンは推定で31.6億円の売却益と、120億円の評価益を取得する。 (4)2006年3月期の予想利益32億円は2倍に増額修正するだろう。 (5)増加した利益と資産を株式投資に投入するから、資産と含み益が一段と急増する。 (6)マルマンに次いで、イーマックスの年内上場を予定。確定すれば今期利益は100億円以上も。 (7)来年以降に、さらに3社の上場を表明している。 (8)これほど大きな材料がひしめいている銘柄は他にない。
(1)チャート参照。 (2)ニューヨーク金は昨年の高値に肉薄している。これを抜けば、1980年のオイルショックで記録した史上最高値887ドルが射程に入る。 (3)ヘッジファンド次第で上放れも。 (4)その場合は住友金属鉱山の連動性に注目。